予定のない休日ほど素敵なものはない

 朝目覚めた時に、特に予定のない日は特別に心躍る気持ちになる。一日をどんなことに使ったっていいのだから、なんて贅沢なことなんだろう。一日溜まっている家の大掃除に時間を使うもよし、スパに行って汗をたっぷり流し、リラクゼーションルームでのんびり普段読まない洋書を読むのもよし、はたまた図書館に行って興味のある本を借りまくるなんてのも悪くない。という時間は私のためにあらゆる可能性を持って待っていてくれるのだ。

 ベッドの中でそんな色んな可能性について考えていたけれど、結局具体的には決まらず、結局いつものように直感に任せて行動してしまうのだ。朝ごはんを食べて、お化粧をして、髪を編み込んでみる。着ていく服は休日ということで思い切りカジュアルにしてオフの日を纏って体も気持ちも爽快で軽い気分。

 一連の出かける準備を済ませるとスマホで前から気になっていた名画座で2本立ての映画を見ることにあらかた決まり始め、お目当ての映画の上映時間を調べていた。驚いたことに電車の時間を調べても、ちょうど今から出かけてぴったりの時間に1本目が始まるではないか。これはもう神様からこの映画に行けってことだね。と都合のいい時に神様出現!していい方に考えるのが私の癖。日差しが強いのでお気に入りのハットを被って出かけることに。

 事前にtwitterでこの映画の情報を調べていたけれど、土日は連日満席で立見も出ているようだったので、そんなにギリギリに着いて大丈夫かな?と思ったが、平日の日中にも関わらずほぼ満席、ではあるが空いた席がまだあり、長丁場になるので事前にトイレにも駆け込めてギリギリ上映時間に間に合うという奇跡的な巡りあわせで観ることができた。

 2本立ての映画は所謂パート1・2という続き物で、1が20年前の作品で、2が現代の作品。1は20年前に観ていたけれど、忘れてしまっている所が多く、続けて観ることで主人公の時間の経過と供に、自分の時間も20年経ってあの頃と変わったことに気づく。

 20年前に好きだと思った映画。そして今観ても新旧作どちらもなお違う感覚で好きだと思える映画。20年間の色んな経験を通して変わってきているはずなのに、その好きだという直感みたいなものはやっぱり変わってないんだなと改めて思う。

 好きなように使った時間は20年後の私にもきっと共感してもらえるだろう、なんて思える素敵な一日だった。

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